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CGL125 あれこれ

中国五羊本田製バイク HONDA CGL125 についてのあれこれを綴ります

CGL125 あれこれ > CGL125 メンテナンス > CGL125のタペット調整をしてみた

CGL125のタペット調整をしてみた

2013年末にCGL125を購入して以来いろいろなメンテナンスをしてきましたが、どうしても開かないタイミングホールキャップとクランクシャフトホールキャップのおかげでタペットクリアランスの調整だけはできずにここまで来てしまいました。

タペットクリアランスの規定値はわかっているものの、正しく調整されたエンジン音を聞いたことがなかったので「こんなものか」と思いつつ気になりながらも乗っていましたが、「いろいろノーマルに戻してみた」でようやく両キャップを開けることができたのでCGL125のタペット調整をしてみましたよ。


20170603_タペット調整に必要な工具

作業にあたって用意した工具はこんな感じ。
以前購入して使っていなかった「タペットアジャストレンチ」の出番がようやくやって来たかと思いましたが、CGL125ではシリンダーヘッド上部の空間が狭いためレンチが入りませんでした。


20170603_吸気バルブを下げてヘッドカバーを外す

準備ができたところで早速作業に入ります。
まずはシリンダーヘッドカバーを外しますがここが第一の難関。
吸気側バルブのアジャスタースクリューが引っかかってカバーが取れないため、写真のようにバルブを下げた状態にします。
こうするとヘッドカバーが簡単に外せるのはCG125のオーナーさんにはご存知の通りですね。
バルブの状態を見ながらキックペダルを動かしてバルブを下げてもいいし、クランクシャフトホールの中に見えるクランクシャフトを回してやってもいいでしょう。



※追記
吸気バルブを下げてもヘッドカバーがフレームにあたって外れない、という方がいるようなので、さらに具体的な外し方を書いてみます。

ヘッドカバーの外し方2

ヘッドカバー後方が吸気側バルブのアジャストスクリュー部分を乗り越えた後、ヘッドカバーを画像のように反時計回りに回転させれば車体右前側に向かって外す事ができるようになります。

取り付けの際は車体右前側からヘッドカバーを差し込み時計回りに回しながら正位置に置く事で難なく取り付ける事ができるようになりますよ。
CG125・CGL125オーナーでヘッドカバーが外せなくて困っている方、是非お試しを!




20170603_CGL125のロッカーアーム

ヘッドカバーが外れてロッカーアームとご対面。
OHVエンジンの特徴的なプッシュロッドが見えますね。
まずは現在のタペットクリアランスを測ってみましょう。
CGL125のタペットクリアランスの標準値はIN側OUT側共に0.08mmです。
同じエンジンを積んでいるCG125と同じ数値ですね。


20170603_クランクシャフトホール

タペットクリアランスの測定をするにはまず写真のクランクシャフトを回して圧縮上死点の位置を出します。
このクランクシャフト回す時は14mmのソケットとTレンチがあると微調整しやすいです。


20170603_タイミングホールTマーク

クランクシャフトを回しながらタイミングホール内のジェネレーターローターのTマークをクランクケースカバーの指標に合わせることで圧縮上死点になります。


2070603_OUT側タペットクリアランス調整前

圧縮上死点が出たところでタペットクリアランスを計測してみますが、IN側が約0.15mm、OUT側が0.2mm大幅にズレていました。
アームを摘んで動かしてみると見た目でもこんなに隙間が空いているのがわかります。


20170603_シックネスゲージでタペットクリアランスの確認

早速タペット隙間の調整です。
シックネスゲージの0.08mmで調整しますが、タペットアジャストレンチが使えないので手持ちの工具だけでなんとかしました。
よく「羊羹を切る感じ」っていいますけど、締めすぎになったり隙間が大きかったりでいい塩梅に追い込むのが難しいですね。


20170603_ホールキャップのOリングの状態

タペット調整を終えて各部を点検しつつ元どおりに組み立てます。
約3年半どうしても外れなかったタイミングホールとクランクシャフトの各キャップに付いていたOリングはぺったんこに変形してました。
こんなになるまで締め込まなくてもOリングの弾力で密閉すると思うので今回は適度に軽く締めておきました。
いずれは新品のOリングを買っておかなければなりませんね。


一応のタペット調整はできましたが写真と記事だけではわかりにくいですよね。
という訳で今回は久しぶりに動画を撮ってみました。
調整前と調整後の動画を合成して違いがわかりやすいように編集してみました。

CGL125のタペット調整動画(ヘッドホンで聞くと違いがわかりやすいと思います)

今までずいぶんヒドイ状態で走っていたようですw
こんなものだと思っていた調整前のエンジン音と調整後の音の違いははっきりわかりますね。
本格的な試走はできませんでしたが、タペット調整をしたことで走りにどんな違いが出るか楽しみでもあります。




※関連記事

CG125用ローラーカムフォロアーの装着 準備編
CG125用ローラーカムフォロアーの装着 取付編その1
CG125用ローラーカムフォロアーの装着 取付編その2


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コメント

1. 無題

こんにちわ、お世話になります。
私もHPを参考にタペット調整をし無事カチカチ音が無くなりました。
私の場合は横の蓋が取れなかったので、ギアを入れて車体を前後して上死点を出しました。
(14mmのTレンチは新品のまま・・・笑顔)
2stピストン交換ぐらいは自分でするのですが、4stは初めてだったのですんやさんの情報が
大変役に立ちました。CGL125は長く付き合うバイクになりそうです。

どうもありがとうございます。

ぼうず様

コメントありがとうございます。
無事にタペット調整できたとのことで良かったですね。
調整するとエンジン音がかなり静かになるのでやりがいのある調整ですよね。
これからも長く付き合って行けそうだとのことで同じバイクに乗るものとして嬉しい思いです。

さてクランクシャフトキャップが外せなかったとのことですが、私の個体もガチガチに締め込まれていて外すのに苦労したものです。
私の場合、一旦締める方向に回転させてきっかけを与えてから緩める方法でキャップを外すことができました。
他にはバーナーで熱を加え熱膨張を利用してみたりするのもいいかもしれません。

キャップが外れなくても臨機応変な対応で作業を完了させたのはとても参考になりました。
せっかく揃えたTレンチですから使えるようになるといいですね。

2. 無題

すんや様

返信ありがとうございます。
自分で整備をするとプロに任せる料金で手元に工具が残るのでそれはそれで良いと思ってます。

蓋は両方向たたいてみたのですがびくともせずヒートガン(700度出ます)で暖めるのも考えましたが、コードを引っ張ってくるより簡単な方法を見つけたのでやっちゃいました。正確には
駄目な方法かもしれませんが、いつでも調整できると思えば、結果オーライです。

実はCD50Sに75ccシリンダを載せ二種登録しているのをもってます。しばらく放置していたため不動になったのを最近整備して走れるようにしましたが、それに乗ったあとCGLに乗るとそのよさがよくわかります。余裕のあるポジション、町のりには必要十分なパワー、タイヤを交換したからかもしれないですが足回りもしっくりきます。置き場があればもう一台欲しくなってしまいます・・・・・汗。

ぼうず様

キャップ取り外しはすでにお試しだったんですね。
実は以前エリミネーター125のタペット調整を手伝ったことがありまして、サービスマニュアル記載の調整方法を見たところ、まさに今回ぼうず様が試した方法だったのです。
クランクシャフトキャップが無くセンタースタンドもないバイクなので、この方法が正しいそうなので、一概に駄目な方法というわけでも無いようです。
(やはりクランクシャフトキャップの無いYB125SPも同様なようです)

しかしCGL125って不思議と飽きないというか、特別突出した何かがあるわけでも無いのに十分楽しめる不思議なバイクと言えますね。
他のバイクに乗り換えたいと思ったことは無いですし、多分壊れるまで乗り続けると思いますよ。

余談ですが、最近になってSOXがスポークホイール仕様の新車のCGL125を扱い始めたそうで、今後CGLオーナーが増えるかもしれませんね。
置き場が確保できるなら新車のCGLを手に入れるチャンスですよ(笑)

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約20年ぶりにCGL125でMTバイクにリターンしました。
このブログは私の備忘録とアルバムを兼ねたものですが、同車種ユーザーさんやその他原付二種ユーザーさん達といろいろ情報交換できたらと思ってます。